2月の一皿とワイン。

立春の候、暦の上では春を迎えましたが
まだ冷たい空気に冬の名残を感じる日が続いています。
そんな季節の狭間にあって、少しずつ表情を変え始める食材たちに
春の訪れを感じる頃となりました。
今月は瑞々しさと優しい甘みを持つ春のお野菜を添えた、
季節の移ろいを感じていただけるお肉料理をご紹介いたします。
『松坂豚肩ロースとオニオンヌーヴォーのアッロースト
マルサラソース レバーペースト添え』
しっとりと火入れをした松坂豚に
マルサラ酒とスーゴ・ディ・カルネをベースにしたソースを合わせ
鶏レバーペーストで奥行きを加えました。
添えるお野菜はこの時期ならではのオニオンヌーヴォー。
オーブンでゆっくりローストし、甘みと香ばしさを引き出しています。
松坂豚の脂のうまみ、オニオンヌーヴォーの瑞々しい甘さ
そして料理を一段上へ引き上げてくれるソースとレバーペースト。
口の中で春の訪れを感じさせてくれる一皿。
今月も是非お召し上がりください。
Chef, EGUCHI
今回のワインは、
白ワインと赤ワインを両方ご紹介させて頂きます。
まず白ワインは
イタリアワイン専門評価誌「ガンベロロッソ2024」にて
年間最優秀白の実績をもつ、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州の
2021 Collio Chardonnay "Gmajne", Primosic
ボリューム感は申し分なくバランスがとにかく素晴らしいです。
料理全体を芳醇な白ワインが1つにまとめ上げ、
さらなる高みへと持ち上げてくれます。
そして赤ワインは
イタリアを代表するワイン、トスカーナ州のブルネッロ ディ モンタルチーノ。
2019 Brunello di Montalcino, Caparzo
をご紹介します。
丸みを帯びたタンニンが温かみを感じる口当たり、
良年のクラシカル・ブルネッロです。
豚肉のロースト、鶏レバーのペースト、チポッリーノ
サンジョベーゼ・グロッソとの相性は鉄板であります。
一つ一つの素材の輪郭をワインがくっきりとさせ、
そこに赤ワインの旨味が染み入って行きます。
まさに料理を引き立てるマリアージュです。
ハーフサイズで白&赤、両方お愉しみ頂くのもあり
どちらか1杯でじっくり味わって頂くのもあり、
存分にお楽しみください。
今月も
皆様のご来店を心よりお待ちしております!!
Sommelier, TABUCI

